hildsoftのコード置き場

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Arbor2を使ってみよう その5 Calculator

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code.hildsoft.com

検証バージョン

Unity 2017.1.1p1
Arbor 2.1.7

Calculator

Calculatorの役割

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Calculatorは変数を計算したり変換したりする時に使用します。


Behaviourの設定と接続

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BehaviourでCalculatorの値を使う場合は、▼をクリックしてメニューを出してから「Calculator」を選択します。


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変数のタイプをCalculatorにすると、Calculatorの出力からドラッグ&ドロップで紐づけすることができます。


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接続することのできる入出力は、同じ型(クラス)でなければいけません。

変数のタイプは、Calculatorの欄にカーソルを合わせると、型(クラス)情報が表示されます。


Calculatorの出力値

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一部の型のCalculatorは実行時にどのような値が出力されているのかを目視確認できます。


Calculatorの実行タイミング

CalculatorはBehaviourが必要としたタイミングで初めて計算されます。

また、キャッシュを持っているため、Calculatorに渡される入力値に変更がない場合は再計算されずキャッシュされた同じ値を返します。


Calculatorの用途

Calculatorは基本的な物しか用意されていません。

RPGでのダメージ計算や自キャラの一番近くの敵を探すなど、作るゲームで必要なものを作成していくことになります。


無いものは作る

Behaviourもそうですが、Arborは基本的な機能を提供し、必要な物を自前で作るという設計思想のようです。

新しくBehaviourやCalculatorを作成するにはこちらを参照してください。

http://arbor.caitsithware.com/manual/customize/

この辺を上手く作るにはプログラマが必要になると思います。


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